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鹿島工場第2工場竣工のお知らせ

当社の国内主要工場の1つである鹿島工場(茨城県神栖市鹿島コンビナート内)において、このほど第2工場が竣工しましたのでお知らせいたします。

当社は鯖江工場(福井県鯖江市)、関東工場(千葉県旭市)、鹿島工場の3工場を国内生産拠点とし、2010年11月に竣工した鹿島工場では、主に繊維加工用薬剤、紙・パルプ用薬剤、業務用洗剤、樹脂等の主原料として欠かせない非イオン界面活性剤の製造を行っております。当社の重要戦略製品の一つでもある水系ウレタン樹脂およびエステル化製品の生産につきましては、これまでそれぞれ鯖江工場、関東工場にて行ってまいりましたが、今後市場拡大を予定していることから、今般鹿島工場に製造設備を増強いたしました。

また、当社中期経営計画「INNOVATION19」での組織・機能戦略として取り組んできた業務効率化の一環として、老朽化した関東工場を閉鎖しその機能を鹿島工場他に移管することで、生産集約を行うと共に事業効率を高めてまいります。(鹿島工場第2工場の稼動に伴い、関東工場は5月31日を以って生産停止いたしました。)

○第2工場概要
所在地 茨城県神栖市東深芝16番地25号 (鹿島コンビナート 神之池西部地区)
設計・施工 信越エンジニアリング株式会社
規模 重量鉄骨造 地上5階
延床面積 >3636.92㎡
竣工 2019年5月27日>
投資額 約36億円
生産能力 5,000トン
生産能力 水系ウレタン樹脂(主要用途:繊維用コーティング剤、塗料、接着剤等)
エステル化製品(主要用途:界面活性剤原料および樹脂原料等)
特徴 ■バッチ方式から連続生産方式への変更による生産効率向上
■構内物流の自動化により、原料・製品入出荷の最適管理と無人化が実現
高度な排水処理設備により、工場排水を従来の1/4に削減

鹿島工場全景

鹿島工場全景


第2工場外観

第2工場外観