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株主・投資家情報

トップメッセージ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2019年12月期(第106期)通期決算概況についてご報告申し上げます。

当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦を起点とした世界経済の減速懸念から製造業を中心に下押し圧力がかかり、さらに消費税増税後の消費動向の回復の遅れなどもあり景気先行きに不透明感が強まっております。また、世界的な環境規制の強化、化学品規制の動向、金融資本市場の変動、原油価格の変動など、当社グループを取り巻く環境は引き続き注視が必要な状況が続いております。

このような中、当社化学品事業においては、ベトナムや南西アジアにおける市場開拓、業務用クリーニング薬剤の販売が堅調に推移した一方、主力である繊維加工用薬剤は、暖冬や米中貿易摩擦、中国環境規制などの影響により中国を中心に需要が伸び悩みました。さらに、韓国における大型ビジネスの減少、アジア通貨に対する円高、特定原料価格の値上がり、鹿島工場における減価償却費の増加などの影響を受けました。

化粧品事業においては、主力のデミ コスメティクスがヘアケアカテゴリーを順調に伸ばすとともに新商品が堅調に推移し、デミ コリアがヘアカラーの拡販により堅調に推移いたしました。しかし、山田製薬のODM事業における大口顧客の在庫影響により大幅売上減となりました。

この結果、中期経営計画「INNOVATION19」の最終年度である2019年度の業績は、前年同期比で売上高は8.0%減、経常利益は43.2%減となり、厳しい結果となりました。

2020年度は、2022年度を最終年度とする新たな中期経営計画期間である「成長期」の初年度となります。今後も外部環境は引き続き厳しい状況が続くと予想される一方、環境対応分野の伸張や5G・DXの加速が新しい付加価値を生み出していくものと期待されていますが、当社グループは、このような環境変化にポジティブに対応し新しい事業を成長させる取り組みを進めてまいる所存です。

引き続き、変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 江守 康昌