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CFKバレー シュターデとの覚書調印式を行いました

12月9日(水)、当社本社にて、当社が開発した炭素繊維用の「強度向上に効果のあるサイジング剤(収束剤)」や「作業性を革新する電子線硬化樹脂」の早期実用化に向けて、CFKバレー シュターデ*1と当社による「炭素繊維複合材料開発の連携に関する覚書」の調印式を行いました。

調印式には、CFKバレー シュターデ 最高経営責任者 グナー・メルツ氏、在日ドイツ大使館 経済部科学技術参事官、ドイツ航空宇宙センター複合材加工技術部長の他、福井県の開繊技術*2によるCFKバレーと福井県との交流が当社の同バレーメンバー加入のきっかけとなったことから、調印の立会人として福井県から石塚博英副知事はじめ県関係者にご出席いただきました。

今回の調印を機に、ドイツ航空宇宙センターをはじめとするCFKバレーメンバーおよび福井県とのオープンイノベーションを加速させ、当社が開発した炭素繊維複合材料の早期実用化に取り組んでまいります。

*1 CFKバレー シュターデ
欧州最大の炭素繊維複合材料研究クラスター(集合体)。2004年に炭素繊維複合材料の開発・応用・普及を目的としてドイツのシュターデ市(ニーダーザクセン州)に設立。ドイツ航空宇宙センター、航空機や自動車の世界的メーカーなど、世界各国から約120の企業・研究機関が参画しており、当社は2015年3月にメンバー加入認定を受けました。(*CFKとは「炭素繊維複合材料」のドイツ語の略)

*2 開繊技術
炭素繊維の束を広げて薄いシート状にする技術