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１１月８日、台湾の行政院政務委員（国務大臣）尹啓銘（イン・チーミン）様ら政府関係者及び繊維関係者の訪日団３７名が来福し、福井県庁等を訪問するとともに、県内企業視察の一環として当社も見学されました。

来社に先立ち、一行は福井市内のホテルで記者会見を行いました。

尹啓銘様は、日本と台湾との産業連携の進め方やこれからの台湾と中国の経済関係等について説明され、日本企業が中国をはじめアジアへ進出して成功するための鍵として、台湾企業との連携強化の重要性を述べられました。

なお、この会見には江守社長も同席し、当社と台湾の公的研究機関との取り組みについて説明しました。

この中で、当社は、台湾紡織産業綜合研究所（ＴＴＲＩ）との間で、すでに締結している共同開発契約をさらに進めて、「フィルムの高機能化｣に関する共同研究、環境に貢献する｢水系ウレタン樹脂｣の応用研究を行っていくことを発表し、翌９日に、神戸市で開催された日台産業連携架け橋説明会においてそれに向けた包括的な覚書を締結しました。