一滴に技術と想いを込めて
化粧品研究
化粧品部門 化粧品研究部(2022年中途入社)
工学部 材料開発工学科
入社のきっかけは
一度別のメーカーに就職しましたが、実験室での業務が中心で、エンドユーザーと直接関わる機会はほとんどなく、仕事の手ごたえを感じにくい環境でした。その会社が大きな転換期を迎えた際、自分の仕事観を改めて見つめ直し「誰かの"好き"を生み出すものづくりに携わりたい」という想いが強くなり、よりエンドユーザーと直接関わりながら商品をつくる環境を求めて転職を決意しました。日華化学の化粧品部門がサロン様の声を聞きながら商品を育てていくスタイルであることを知り、「自分の理想のものづくりができる」と惹かれました。面接を通じてその想いが確信に変わり、ご縁をいただいて入社しました。

学生時代に取り組んだことは

専門分野の学習に加えて、アメリカ・ポートランド州へ留学し、語学力の向上に力を入れていました。現地で「日本製は信頼できる」「品質が素晴らしい」といった声を耳にする度、日本のものづくりの価値を改めて実感しました。帰国後は、外国人准教授が新たに立ち上げた研究室に所属し、英語での議論や発表を通じて、異文化理解や発信力も磨くことができました。
今の仕事の内容は
現在は自社ブランド「デミ コスメティクス」と「イーラル」の商品開発を担当しています。ラボでの処方検討を中心に、新商品の企画提案、美容師の方々との共同開発ミーティング、品質確認、製法の確立、発売後の商品講習会での対応など商品化の上流から下流まで多岐にわたります。
処方検討では、商品を使用した時の感触や香り、仕上がりの質感などの官能評価に加え、毛髪の強度や指通り性を機器測定で定量的に評価し、科学的なエビデンスデータを取得しています。また、検討過程では家族や社内の同僚、サロン様まで様々な方に使っていただき、フィードバックを得ることで、理想の仕上がりを目指し改良していきます。

仕事のやりがいは

試作品の処方検討では、剤のテクスチャー、仕上がりの質感、香りの持続性、安定性など複数の要素が絡み合う中で、思い描いた仕上がりにならず悩むことがあります。私ひとりでは解決しきれない課題に対しても、周囲には経験豊富な先輩がいて、親身になって的確なアドバイスをしてくれます。そうして原因を一つひとつ丁寧に分析し、毛髪のダメージレベルに応じた成分の再選定や乳化状態・粘度の調整など、細部にわたる検討を行い、理想の質感に近づいていく過程には確かな手応えを感じます。完成した試作品に、今まで本音で厳しい評価ばかりだった社員やサロン様から「これ、いいね!」と評価をいただける瞬間は、何度経験しても嬉しく、頑張ってよかったと思えます。
これまでのキャリアステップ
新卒から5年間、医薬系の会社で製剤開発を担当。2022年に日華化学に中途入社。
1日のスケジュール例
AM
メールチェック、1日のスケジュール確認
社員食堂で同僚とランチ
PM
COPYRIGHT © NICCA CHEMICAL CO.,LTD. ALL RIGHT RESERVED.