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バングラデシュ 現地法人設立及び経済特区土地取得契約締結のお知らせ
当社は、バングラデシュ経済特区(詳細下記参照)において、土地取得契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
バングラデシュは中国に次ぐ世界第2位のアパレル輸出国であり、繊維産業は国のメイン産業と位置付け外資誘致推進や大型投資が積極的に行われています。当社は 2000 年より同国への繊維加工用薬剤の輸出販売を行っており、2014年には首都ダッカ市に駐在員事務所を開設し、事業拡大のための市場調査等を行ってまいりました。
今般、中長期戦略の中核となる南西アジア地域での今後の業容拡大には現地供給体制の確立が不可欠と判断し、この度の締結に至りました。今後は10月末頃の法人化を経て土地取得を行い、工場・倉庫等の建設を含め2025年の稼働を予定しています。
記
■概要
・バングラデシュ 経済特区 予約契約内容 | |
事業主体 | Bangladesh SEZ Ltd. |
経済特区名 | Bangladesh Special Economic Zone バングラデシュ経済特区 |
出資比率 | 住友商事㈱ 61%・国際協力機構(JICA) 15%・バングラデシュ経済特区庁(BEZA) 24% |
所在地 | バングラデシュ ダッカ管区 ナラヤンガンジ県(ダッカ市内から車で約50分) |
内 訳 | 土地購入・倉庫建設・生産設備設置 |
使用期間 | 50年 |
敷地面積 | 13,602 ㎡ |
・当社現地法人設立概要 | |
会社名 | Nicca Bangladesh Co., Ltd.(仮) |
設立日 | 2023年10月を予定 |
事業内容 | 繊維加工用界面活性剤の製造及び販売 |
■現地法人化の目的と期待効果
・現地供給体制の確立 による早期納品、在庫削減
・合成繊維製品 向け 機能加工薬剤の拡販によるポートフォリオの転換
・工程薬剤による時間短縮、省エネ、節水など環境規制対応ソリューション (Smart Dyeing Process※1)推進
■今後のスケジュール | |
2023年10月 | バングラデシュ現地法人の設立 |
2023年11月 | バングラデシュ経済特区 BSEZ の土地取得 |
2024年2月 | 倉庫及び工場建設開始 |
2025年3月以降 | 倉庫営業開始予定 |
■ バングラデシュ経済特区(BSEZ)
住友商事㈱とバングラデシュ経済特区庁(BEZA)が開発する経済特区で2022 年 12月に開業(※2)。開発総面積が約 190ヘクタールで、ダッカ市中心部から東に20キロ(車で約1時間)に位置しており、日系企業を中心にバングラデシュへの最も有力な投資先として国内外から非常に大きな期待が寄せられています 。
※1:Smart Dyeing Process | 日華化学/繊維用界面活性剤 (当社繊維化学品サイト)
※2:バングラデシュ ダッカ近郊における工業団地の販売開始について(住友商事(株)webサイト)
以上
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