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NICCAイノベーションセンターが、デダロ・ミノッセ国際建築賞「特別賞」、 International Architecture Awards 2019「優秀建築賞」を受賞しました

日華化学株式会社(福井県福井市、代表取締役社長:江守康昌)の研究中核拠点「NICCA イノベーションセンター(以下、NIC)」は、以下2つの国際建築賞を受賞しました。受賞内容については下記の通りです。

  • International Architecture Awards 2019

1.International Architecture Awardsとは

2005年に創設された国際建築賞で、シカゴ建築ミュージアムとヨーロッパ建築アートデザインセンターの共催で毎年開催されています。同賞は創造性とインスピレーションの最高水準とみなされる建築を評価・検証し、将来的な建築デザインの方向性を探る、建築・都市計画における世界的な賞となっております。

2.受賞内容

9月13日に、ギリシャ アテネ市のアクロポリスで表彰式が開かれ、対象となった世界41カ国120の建築物のうち、NICは企業オフィス部門の10件に選ばれ、「優秀建築賞」を受賞しました。NICは、「ワーキングスペースが1階から4階へと多層的に繋がり、上階から見るとまるで博物館のよう」、「美しさとテクノロジーを組み合わせ、環境に配慮した設計」、「福井の主要産業である織物をイメージしてデザインされた外観は、日華化学と地域の密接な繋がりを連想させる」など、建築デザインの先進性において「建築界に革新をもたらした」と高く評価されました。

  • デダロ・ミノッセ国際建築賞

1.デダロ・ミノッセ国際建築賞とは

1997年に設立され、イタリア建築家協会が2年に1度開催する国際賞です。デダロは建築家、ミノッセは発注者を意味し、「優れた建築には良き発注者と素晴らしい建築家の双方の存在が必要である」という理念の元、建築家だけではなく発注者にも賞が授与されるという世界でも稀な建築賞です。

2.受賞内容

9月21日にイタリア ヴィチェンツァ市のオリンピコ劇場で表彰式が開かれ、応募された世界40カ国300作品のうち、NIC14作品が選ばれる最終選考にノミネートされ、「特別賞」を受賞しました。NICは基本設計の際、3年に及ぶワークショップを行い、経営者、設計者、研究者を始め、多くの社員が中心となって参加し、議論を行うことでコンセプトの「HAPPY WORK PLACE」を実現しました。同賞においては、基本設計を担当した小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事務所)と、建築会社や建築コンサルタント、家具メーカー、当社の経営陣から社員まで多くの人が携わり、協働で質の高いワークプレイスを作り上げたことが評価されました。

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▼International Architecture Awards 2019授賞式の様子

(写真中央右:小堀哲夫氏 写真中央左:当社取締役 界面科学研究所長 稲継崇宏)

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▼デダロ・ミノッセ国際建築賞 授賞式の様子

(写真左:建築家 小堀哲夫氏 右:当社シニアアドバイザー 吉田史朗)

         

  • ご参考

International Architecture Awards HPhttps://www.internationalarchitectureawards.com/

デダロ・ミノッセ HPhttps://www.dedalominosse.org/eng/index.php

NICCA イノベーションセンター ウェブサイト:https://nic.niccachemical.com/