サステナビリティ

ダイバーシティ

2021年4月1日

当社グループでは、「女性、障害者、高齢者や外国人等多様な社員一人ひとりの活躍が、会社の成長に結びつく」という経営ポリシーを基に、2021年からの中期経営計画「INNOVATION25」においてもダイバーシティ経営への取り組みを進め、その中でもとりわけ「女性の活躍」については、当社の"成長戦略"として位置づけております。

これまでも、フレックスタイム制度やテレワークなどの導入により、時間や場所にとらわれない多様な働き方が可能となったこと、また、2020年度には出産休業・育児休業取得者を対象とした就労支援制度を導入するなど、仕事と子育てを両立しやすい風土づくり・環境整備を進めてまいりました。

今後も多様な働き方を選択できる環境下において、社員一人ひとりが現状に満足せず、高い目標に向かってチャレンジし続けられるよう、女性活躍を経営戦略として取り組んでまいります。その指標として、①当社社員意識調査における設問項目の1つである、「経営職を希望する」女性社員の比率を3分の1まで高めること、②出産休業・育児休業取得者に対する復職時の就労支援制度を100%実施すること、を新たな数値目標として設定しました。

施策を含めた行動計画は、下記のとおりです。
これらの取り組みを通して、社員一人ひとりが、明るく、楽しく、元気よく、誇りを持って働くことができる環境づくりを行ってまいります。

一般事業主行動計画内容(公表値)

次世代育成支援対策推進法にもとづく行動計画

育児・子育てを行う社員が、現状に満足せず、社員一人ひとりの能力が最大限に発揮されるために、 次の行動計画を策定します。

計画期間

2021年4月1日 から 2026年3月31日まで

内容

目標1
出産予定の女性社員に対し、健康確保およびスムーズな復職のための取組を実施する。

対策

  • 出産休業に入る前から復職前、復職後にかけて、社員と上司、人事による三者面談を実施する。

目標2
子育てをする社員に対し、仕事との両立をするための支援制度の活用を推進する。

対策

  • 社内ポータルサイトへ支援制度に関する情報を掲載し、社員へ周知する。

女性活躍推進法に基づく行動計画

多様な働き方を選択できる環境下において、社員一人ひとりが現状に満足せず、高い目標に向かってチャレンジし続けるために、次の目標を定めます。

計画期間

2021年4月1日 から 2026年3月31日まで

数値目標1

「経営職を希望する」女性社員比率 3分の1以上
 ※2020年8月現在 22.5% (弊社社員意識調査指標より)

取組内容と実施時期

取組内容1
経営職の役割と機能に対する正しい認識の醸成
・マネジメント職(K職)だけでなく、プロフェッショナル職(P職)について、役割・基準を明確化する。
・経営職としての複線的なキャリアを示すことで、女性社員の経営職へのチャレンジ意欲を喚起する。
・社外で活躍する女性による講演会などを開催し、全社員が女性活躍について考え、意識を変える機会とする。
実施時期
2021年4月1日 から 同年12月31日まで

取組内容2
活躍する女性社員の人材モデル育成
・やる気があり、輝こうとしている女性社員の育成候補を選抜し、キャリアプランを作成する。
・様々な業務経験や研修機会を通じて経営職として活躍できる女性へ育成する。
実施時期
2021年4月1日 から 2026年3月31日まで

数値目標2

出産休業・育児休業取得者に対する復職時の就労支援制度 実施率 100%
 ※就労支援制度:2020年度新規導入制度

取組内容と実施時期

取組内容
社内ポータルサイトへ就労支援制度に関する情報を掲載し、社員へ周知する。
実施時期
2021年4月1日 から 2026年3月31日まで

※数値目標2は男女共通の取り組み
※実施期間は制度設計期間を含む

女性の活躍に関する情報

基礎項目

  1. 採用した労働者に占める女性労働者の割合
  2. 男女の平均勤続年数の差異
  3. 管理職に占める女性労働者の割合

を公表します。

選択項目

  1. 当社グループにおける正社員に占める女性労働者の割合
  2. 当社グループにおける管理職に占める女性労働者の割合
  3. 部門別における正社員の男女数(単体)
  4. 研究職における正社員の男女数(単体)

を公表します。