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当社の特許が近畿地方発明表彰「福井県発明協会会長賞」を受賞

この度、公益社団法人発明協会主催による平成30年度近畿地方発明表彰において、当社の特許「アクアポリン3産生促進剤を含む化粧料(特許第5690495号)」が「福井県発明協会会長賞」を受賞しました。
地方発明表彰とは、全国を8地方に分け、各地方において優れた発明等を完成した方々、発明の実施化及び指導、奨励、育成に貢献した方々を称えるために、公益社団法人発明協会が大正10年に始めた歴史ある表彰事業です。

今回「福井県発明協会会長賞」を受賞した、特許「アクアポリン3産生促進剤を含む化粧料」は、酢酸マグネシウムとチンピエキス*1を組み合わせるとアクアポリン3の産生促進が期待できるという新しい技術です。
アクアポリンとは細胞膜に存在する水分子を選択的に通すタンパク質のことであり、ピーター・アグレ博士が1992年に発見した、比較的新しく知られたタンパク質です(ピーター・アグレ博士はこの発見により2003年にノーベル化学賞を受賞)。アクアポリン3は主に皮膚に存在し、皮膚の水分バランス調整に関与しています。
これらのエキスを配合した機能性化粧品の開発・製品化が、スキンケア市場の活性化に貢献している点が評価され、受賞の運びとなりました。

デミ毛髪科学研究所は、1984年に設立されてから30年以上にわたり、日本人の髪や頭皮、皮膚について研究を重ねてきました。一歩先をゆく商品開発のため、今後も新しい可能性の発掘に努めて参ります。

*1 チンピエキス:ミカン科植物ウンシュウミカンの果皮から抽出されたエキス

アクアポリン

アクアポリンについてはこちらをご覧ください。
https://eral.co.jp/labo/aquaporins.html