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NICCA イノベーションセンターが日本建築大賞を受賞しました

日華化学株式会社(福井県福井市、代表取締役:江守康昌)の研究中核拠点「NICCA イノベーションセンター(NIC)」が、日本建築家協会(JIA)が主催する2018年度の「日本建築大賞」を受賞しました。

JIAは1987年から国内建築家の新人賞を表彰しはじめ、2005年からは日本建築大賞を1作品に絞って表彰しています。当賞は日本国内の建築物から選ばれ、2018年度は2015年1月1日から2017年12月末日(3ヵ年)までに竣工した195作品の中からまず100選を決定、うち5つの作品を現地審査し、2作品を最終公開審査に選び、3月10日の優秀建築選公開審査の結果、NICが大賞に選ばれました。

日本国内の建築に関する表彰は、日本建築大賞と、建築学会が主催する作品賞が双璧と言われています。建築設計を担当した小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事務所代表)は、2016年度に建築学会作品賞と日本建築大賞を史上初めてダブル受賞しており、今回史上初の2度目の日本建築大賞受賞となりました。

NICは、環境に配慮した設計で、福井の自然、風、地下水、太陽光をフルに活用し環境負荷低減を実現した点、また、新しい働き方と働く環境についての提案として、人と人が交じり合う空間を取り入れ、多様な人たちが交じり合えて、イノベーションを創発する建築になっている点等が評価されました。また審査員からは、3~5年先の日本のものづくりの研究所がどうあるべきか、を示しているケースでもあるとのコメントもありました。

小堀哲夫氏は、大賞受賞に、「驚いている。日華化学のメンバーと一緒に作り上げてきた建築が評価されて嬉しい。人が集まりイノベーションを起こす"バザール"のような場が受賞できたことは、これからの企業の研究やイノベーション創造の動きを早め、日本の未来を明るくすると思う」とコメントしています。

 なお、同賞の表彰式は、4月24日午後5時から、東京・渋谷区の日本建築家協会ホールで開かれる予定です。

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NICCA イノベーションセンター 外観
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4Fからみたフロア全体の様子