当社は、髪を傷めずに艶を出す酸性のカラー剤『ポリサージュ』で、昭和62年から三年連続業界革新賞を受賞しています。ロングセラーでもある『ポリサージュ』をどのようにグレードアップするかが課題でした。
開発を担当したのは、デミ コスメティクスの化粧品研究グループです。
開発のスタートは昨年11月で、試作品によるモニターの開始は2月末から。流行を逃さないため、そこから半年後の9月には発売にこぎつけました。
今回の商品開発では、当初は2名で行っていましたが、最終的には異例の6人のスタッフによる研究体制をつくりました。
冨澤庫司朗グループリーダーは、「当初はカラー剤のみの商品開発を目指しましたが、求められる質感の高さや興味を持ってもらえる提案型商品としての限界を感じました。そこで、皆で思案した結果生まれたのが、カラーの前段階にベースメイクの段階を設けたシステムです」と振り返ります。
美容サロン業界では、髪のトリートメントを行うサービスや薬剤が飽和気味で、市販の高級ヘアケアのヒットで髪の艶やしなやかさに対するニーズがあるのは分かっているのに、それをつかみきれない状態でした。
「ポリサージュ グロスオン」は、カラー剤+αの発想で理想の髪質に迫るアプローチが目新しく、多くのサロンから歓迎されています。先にも触れた通り、施術の時間が短いという特長があることも手伝って、サロン利用者の目にも、気軽でうれしいヘアエステメニューとして新鮮に映っているようです。
「現在、ラインナップしているカラー剤のアイテムは、20代から30代を主要ターゲットにした鮮やかな色味のものが多いので、今後はターゲットの年齢層を上げて、白髪染めのできるものも開発していく予定です」(冨澤)。
当社は、化粧品事業を立ち上げ、業界の常識を覆し「髪を傷めずに弱酸性で染めるカラー」という概念を定着させました。創立65周年のこの年、また、幅広い年齢層に利用されるヘアエステメニューとして美容サロンに新風を吹き込むことを期待しています。 |
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| カラー剤を研究・開発 |
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