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2016/02/12
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福井県版ミニ・ノーベル賞「第11回福井県科学学術大賞 特別賞」を受賞しました

2月7日(日)、福井市にある福井県県民ホールにて福井県版ミニ・ノーベル賞と位置づけられている「福井県科学学術大賞」※1の表彰式が行われ、当社の化粧品研究部基礎研究グループが特別賞を受賞しました。

【業績名】:「育毛と抗白髪に効果のある植物エキス※2を配合した化粧品の開発」

【受賞者】:化粧品研究部基礎研究グループ

 同グループは育毛および抗白髪効果を有する特定の植物エキスを発見し、組み合わせ配合した機能性頭髪化粧品の開発に成功しました。また、これらの植物エキスを配合した機能性頭髪化粧品の開発・製品化※2が、これまでの美容業界の常識を覆す画期的な成果として市場に受け止められたことが高く評価されての受賞になりました。

詳細につきましては写真下部の【研究内容】をご参照ください。

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※1:「福井県科学学術大賞」:福井県内において科学技術の開発や学術研究に携わり、県の発展に大きく貢献したと認められる個人またはグループを県が顕彰する表彰制度です。福井県版ミニ・ノーベル賞として位置づけられ、「物理」、「化学」、「生物」、「医学・生理学」、「経済」の5つの分野での業績が対象となります。2005年度に表彰制度を設立以来、毎年、福井県が誕生した2月7日を祝う、「ふるさとの日」記念式典にて表彰式が行われています。

※2:髪の成長を促進する物質としてコレウスフォルスコリ根エキスおよびチンピエキスを特定しました。また男性型脱毛症の発症に関与するタンパク質の発現を抑制する物質として、ザクロエキスやチョウジエキスなどを特定、さらに抗白髪剤として、コレウスフォルコリ根エキス、黒砂糖エキス、ウバイ(梅)エキスを発見しました。

(写真)西川県知事(左)より表彰を受ける当社研究員(右)


【研究内容】:(出典 福井県 第11回福井県科学学術大賞パンフレットより)

 近年、抜け毛や細毛、白髪化は、男性だけでなく女性にとっても加齢に伴う大きな悩みとなっています。従来の育毛剤は主に、壮年層の症状改善に重点をおいた医薬品や医薬部外品が多く、いずれも入手のためには医師の処方箋が求められるなど、対応が遅れがちであり、事前の予防対策が容易に行える新たな製品の開発が望まれていました。

 当社の同グループは、これらの毛髪に伴う諸課題の改善を図る新たな製品の開発に、星薬科大学(東京)と共同して取り組み、化粧品の原料として馴染みの深い和漢植物約100種を対象に、毛乳頭細胞、毛母細胞を用いて細胞・遺伝子レベルでの機能の評価試験を実施しました。

 その結果、髪を太く成長させる線維芽細胞増殖因子の発現を促進する物質に関して、コレウスフォルスコリ根エキスおよびチンピエキスを特定し、これらを配合することにより、毛直径や毛髪密度の増大を観察するなど、育毛効果が高いことを発見しました。また、男性型脱毛症の発症に関与するタンパク質の発現を抑制する物質として、ザクロエキスやチョウジエキスなどを見出しました。さらに、毛髪メラニンの合成を促す抗白髪剤として、コレウスフォルスコリ根エキス、黒砂糖エキス、およびウバイ(梅) エキスの発見にいたりました。

 加えて、これら植物エキスを特定の配合割合で調合することにより、それぞれの植物に含まれる様々な微量成分が複合的に作用して相乗的に効果を高めることも発見しました。研究成果をもとに、平成23年度、同社は、頭皮用育毛エッセンスの製品群を発売し、現在、全国の約3万店の美容室において販売、年間売上高は約8億円に拡大しています。特に、白髪対策としてはこれまで染毛剤による方法が一般的でしたが、植物エキスを配合した育毛と抗白髪効果を同時に行う化粧品の開発・製品化はこれまでの美容業界の常識を覆す画期的な成果として市場に受け止められています。引き続き、抜け毛、細毛の早期対策や白髪の発生の抑制といった万人の悩みを和らげ、いつまでも健康 で若々しい気持ちで毎日を過ごすことができるよう、 日々の生活の質の向上に寄与していくことが期待されています。



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